腰痛持ちの人必見!腰にいいマットレスの選び方を解説

また新しくマットレスを買ってみたものの腰が痛くて眠れない、疲れが抜けないと悩んでいませんか?

体に合わないマットレスを選んでしまうと、体を休めるどころか疲れを助長させてしまい逆効果です。
この記事では、腰痛が起こる原因と対策、腰にいいマットレスの選び方について解説します。

目次

腰痛が起こる原因とは?

そもそも、腰痛はどうして起こるのでしょうか。
主な原因としては以下の4つが挙げられます。

反り腰になっている

反り腰とは、通常よりも腰のカーブがきつく湾曲している状態を指します。反り腰は、正しい姿勢を保つのに必要な「主要姿勢筋」をうまく使えておらず、腰で反るようにして体のバランスを取っている結果、起こっている現象です。反り腰の状態が続くと、腰にかかる負担は大きくなり、慢性的にむくみや腰痛といった症状を引き起こします。

マットレスが硬すぎる

マットレスが硬すぎると、体圧分散がされずに腰や背中、肩など特定の部位に負荷がかかってしまいます。また、血行が悪くなるため、寝返りの回数が増えてしまい、起きたときの疲労感が大きくなります。

マットレスがやわらかすぎる

マットレスがやわらかすぎると体が沈み込んでしまい、スムーズに寝返りが打てなくなります。寝返りは、睡眠中に圧迫された身体をほぐす目的で行われるため、良質な睡眠に重要な行動となります。

へたっているマットレスを使っている

へたったマットレスを使い続けると、経年変化によって徐々に腰と背中が接する部分から凹んでいきます。へたると、中にあるスプリングにあたって寝心地が悪くなったり、凹みがあるせいで寝姿勢が悪くなったりして、腰に負担がかかります。

枕の高さが合っていない

腰痛の原因がマットレスではなく枕の可能性もあります。背骨のS字カーブを維持できる枕の高さが理想的ですが、低すぎると反り腰のような姿勢になり、頚椎や肩だけでなく腰にも大きな負担がかかります。

血流の悪化

腰痛は血行不良によっても起こります。血行不良は、冷えやストレス、運動不足など、さまざまな要因によって起こります。特に、タイは日中の温度が高く、冷房をつけっぱなしにしていることもあり、慢性的に冷えてしまっている人も多いでしょう。

腰痛を防ぐには?

腰痛を防ぐには、どのような対策が有効なのでしょうか。

枕の高さを調整する

基準としては、寝た状態で「自然に立った姿勢」を保てていて、かつ目線が真上よりも少し下に向いている状態が理想です。目線が下に向きすぎている場合は高い状態に、目線が頭よりも後ろに向いている場合は低い状態になっています。高い場合は体の下にバスタオルを敷いて、低い場合は枕の下にバスタオルを敷いて、高さを調整しましょう。

血行を良くする

週に数回でいいので、お風呂につかる習慣をつけましょう。適温は37〜40度、15分程度ゆっくり入浴しましょう。また、冷え性の方は、就寝時には手足を冷やさないように、靴下や手袋を着用しましょう。

自身に合ったマットレスを選ぶ

良いマットレスは人それぞれです。やわらかすぎず、硬すぎない自分に合ったマットレスを選びましょう。ちなみに、マットレスの寿命は、種類やメーカーによって異なるため一概にはいえませんが、およそ5〜10年程度といわれています。マットレスのコイルスプリング(バネ)が当たる場合は、交換時期が来ている可能性が高いです。買い替えを検討しましょう。

腰にいいマットレスの選び方ポイント?

最後に、腰にいいマットレスの選び方について解説いたします。ポイントは全部で3つです。

ポイント1.素材

マットレスに使われている素材は大きく分けて以下の6つになります。

ウレタン

ウレタン樹脂に発泡剤を加えて発泡させた素材のことを言います。家の断熱材や靴のインソール、スポンジなどにも使われています。

ウレタンには高反発と低反発の2種類があります。高反発ウレタンは弾力性が高く、寝返りを打ちやすく寝姿勢が安定します。また耐久性にも優れます。

低反発ウレタンは、高反発とは逆で弾力性は低く、深く沈み込む性質を持ちます。ただし、深く沈み込みる低反発ウレタンのマットレスだと寝返りが打てなかったり、寝姿勢が不自然になったりするため、腰や肩などに負荷がかかってしまうので注意が必要です。

スプリング

スプリングマットレスは、マットレスの中にスプリングが入っているマットレスのことを言います。スプリングマットレスはバネの形状や配置によって、さらに以下の3つに分類されます。

ポケットコイル

袋に包まれたコイルが独立してスプリング層に敷き詰められているタイプのマットレスです。体を点で支えるため、体圧分散性に優れています。コイルが並行配列しているものはやわらかいですが、寝返りが打ちやすいのが特徴です。それにたいし、交互配列のものは密度が高いため、体にフィットしやすいです。

ボンネルコイル

ボンネルコイルは、ポケットコイルと異なり、独立したコイルがワイヤーで連結されています。体を面で支えるため、体が大きく沈み込むことがありません。また、ポケットコイルと比較するとやや値段は安めで耐久性は高いです。ただし、コイルが連結されているので、振動が伝わりやすいというデメリットがあります。

ラテックス

天然ゴム素材を原料として作られているマットレスです。ラテックスは天然ゴム素材の含有量によって、合成ラテックスと天然ラテックスの2つにわかれます。合成ラテックスは、独特のゴム臭が残り続けることがあります。体圧分散力、耐久性、抗菌作用に優れており、非常にバランスのとれたマットレスです。しかし、ゴムを素材にしているため他のマットレスより価格が高く、また通気性が悪く群れてしまう欠点があります。

ファイバー

ファイバーは、繊維状にしたポリエチレンを編んで作られた素材です。エアリーマットレスやエアウィーブといった人気商品もファイバー素材を使用しています。通気性に優れており、カビが生える心配がありません。また、マットレスを水洗いする場合は、専門のクリーニング業者にお願いする必要がありますが、ファイバーは一般家庭のシャワーで水洗いができます。そのため、汚れを定期的に落とすことができます。高反発で寝返りを打ちやすく、腰にもいいマットレスです。ただし、熱に弱く暖房器具や電気羽毛などを使うと溶けてしまう恐れがあります。また、寝心地は高反発マットレスよりも少し硬めで、人によっては寝心地が悪いと感じるかもしれません。

ポイント2.硬さ

次に大切なのがマットレスの硬さです。先ほどもお伝えしたように、硬すぎると体圧分散がされずに体に負担がかかり、やわらかすぎると沈み込み、スムーズに寝返りが打てなくなります。マットレスでは、硬さの基準としてニュートンという単位が用いられます。ニュートンの値が大きいほど硬く、反発力があるとみなされます。日本工業規格(JIS)で規定された測定方法では、75未満がやわらかめ、75以上110未満がふつう、110以上が硬めという基準が示されています。

75未満 やわらかめ
75以上110未満 普通
110以上 硬め

しかし、マットレスは材質、加工、形状もそれぞれ異なるため、この数値が必ずしも正しいわけではありません。あくまで目安として覚えておくと良いかもしれません。

ポイント3.サイズ

マットレスのサイズは各メーカーや商品によって異なりますが、以下がざっくりとした目安になります。

セミシングル 長さ195cm

幅90cm

シングル 長さ195cm

幅100cm

セミダブル 長さ195cm

幅120cm

ダブル 長さ195cm

幅140cm

クィーン 長さ195cm

幅160cm

キング 長さ195cm

幅180cm

あまりに、マットレスのサイズが小さいと寝返りが打てなかったり、マットレスから体が落ちてしまったりして、腰痛のの原因になってしまいます。

最適なサイズは、寝返りが打てる余裕を考えて、体の横幅+60cmといわれています。

まとめ

腰にいいマットレスの選び方について解説しました。マットレスといっても、素材や硬さ、サイズなど種類もさまざまです。本日の選び方のポイントを参考に比較しながら、あなたにぴったりのマットレスを探してみてください。

バンコクで買える腰痛マットレスのおすすめ商品一覧表

KENKOマットレス

ポリウレタン製高反発マットレスは密度が重要。しっかり体を支えてくれます。

価格 6,500 バーツ


商品詳細を見る

B-Balance マットレス

体積の約96%を空気で構成しているので通気性抜群。高反発、耐久性に優れた次世代クッション材。丸洗い可能。

価格 7,300 バーツ


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体楽(ていらく)マットレス

KENKOマットレスと空気で支えるエアーラッセルを重ねた上級モデル。体圧分散性の良さと通気性の良さをミックスした腰痛の人におすすめするマットレス。

価格 15,000 バーツ


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